避難訓練

 Deafにとって、避難訓練は微妙な存在だ。なぜなら、【緊急放送が分からない】ということである。とある会社に勤めている友人(Deaf)から、笑える話を聞いたので、以下に紹介します。

 毎年、避難訓練があるのだが、今年はなぜか課長さんが、一生懸命に情報保障の方法を考えたらしく、放送の内容をあらかじめ手話で表現しようと直前まで一生懸命練習していました。でも、結局、手話の練習が間に合わなかったのか、当日は、紙を見せて伝達したんだけど、机の下に潜り込むため、紙がよく見えなかった。本番の時は、いったいどうするんだろうかねぇ。

この話は、笑えました。情報保障の難しさを露わにした格好ですね。本番の時は、やはり、Deafは、周りの状況を見て判断するより他にはないでしょうね。