★クリスチャンナビゲータ:第 105 号★

 今日の御言葉は、〓ペテロ4:8です。

 【何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。
  愛は多くの罪をおおうからです。】

 最近、韓流映画にはまっています。滅多な事では、流行にはまらない
のですが、私にしては珍しくはまってしまいました。今日は、韓流映画が
なぜ、日本でヒットしたのか、思う事を書いてみたいと思います。

 韓流映画の魅力は、心に訴えるストーリーが多いところにあると思います。
韓流映画の多くは、人と人のぶつかりにあるようです。人と人が対峙し、
時には、裏切り、傷つけ合いながらも、お互いを尊重し、信じ、大切に
し合うという日本にはない美しいストーリーが魅力の1つであるようです。

 また、出演する俳優の演技、また、様々な演出、どれも気持ちが
こもっています。技術や知識ではなくて、プロフェッショナルとしての
気概を感じさせます。最近の欧米の映画のようなハイテクやかっこよさ
にはない、素朴さの中に力強いメッセージ、そして愛を感じる事ができます。

 なぜ力強いのでしょうか?どこに愛があるのでしょうか?

 韓国では、国民の〓/4〜1/3がクリスチャンだそうです。その背景を
考えてみると、人を憎んだり、関係を絶ったりする事なく、主の視点から愛を
持って人とつきあっていけるところに、韓流映画の魅力が秘められている
ように思います。また、俳優の中にもクリスチャンはいるようです。

 しかし、同じようなストーリーや演技を日本の映画やドラマでやってみても、
なぜかしっくりときません。かえって白々しさを感じてしまうと思います。

 なぜなのでしょうか?

 日本の場合、人から裏切られたり、人が信じられなくなったりしたら、
それでおしまいというドライな面があるように思います。日本人は、
ほとんどが仏教か無宗教である事も関係が深いように思います。

 私たちクリスチャンは、神の愛を知っています。愛は、御言葉通り、
罪をも覆いぬぐい去ってしまいます。どんなに人に傷つけられようが、
裏切られようが、それをも乗り越える愛をいただいているはずです。

 あなたは、今、人の視点ではなくて、神の視点で周りの人と付き合って
いますでしょうか?周りの人を愛していますでしょうか?
 
 今日も、神の愛を受け取りつつ、周りの人たちを愛していく事が出来ます
ように・・・