聴覚障害学生向け授業支援プロジェクト開始

★ 日本 IBM と長野大学、聴覚障害をもつ学生向け授業支援プロジェクトを開始

IBM音声認識技術を活かして聴覚障害学生の支援プロジェクトを立ち上げたそうです。

長野大学日本アイ・ビー・エム株式会社(日本 IBM)は2005年3月15日、「障害のある学生のための授業支援プロジェクト」(JOIN プロジェクト:Joint project Of Ibm-Nagano university)を、4月1日より共同で運用を開始する、と発表した。

このプロジェクトは、聴覚に障害がある学生や、上肢障害などにより筆記が困難な学生のために、IT を活用して授業における情報保障を向上させるもの。

同プロジェクトにおいて日本 IBM は、東京基礎研究所のアクセシビリティ・センターが開発した、音声認識ソフトがベースの字幕編集システムの提供と、導入のための技術支援や研修サービスなどを長野大学に提供する。

長野大学では同技術を利用して、教員の音声を文字情報に変換した後、字幕にして教室のスクリーンに投影。

 嬉しいですね。こういう試みが全国の大学に広がることを切実に望みます。