さらば、夏の光よ

さらば、夏の光よ (講談社文庫)
(26) さらば、夏の光よ(★★★★)
これも遠藤周作著作の本。青春期の男女関係、そして、それが発展した夫婦関係について描いた小説。ハッピーエンドではなく、夫婦とは何か、夫婦のあり方について考えさせられた本。クリスチャン作家らしく、この本もちらっと宗教の要素が有った。心情の揺れについて情緒的に描かれていて良い本だと思った。